某大手企業の社員から産業医に転職したいとこの話

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私のいとこは急に医師になりました。年齢は一回り上でした。彼の家は裕福で母がたは土地の地主の娘でしたから、金銭的な境遇では母親の力が大きいようでした。子供の頃から家庭教師をつけ、塾に通い、勉強ばかりの日々で育っています。母親は京大を目指させるような方で向上心は高い方でした。彼はというと偏差値の高い高校から神戸大学へと進学し、企業に入社しました。なのに、一浪もせずに現役であゆんだエリートコースを捨てて、医学部を受験しなおします。そして見事に受験に合格し医師の道へ歩んだ人です。彼の両親、特に母親は医師になるよう努めたわけではないし、父親の方も普通のサラリーマンでした。しかし、一度就職してからやりがいがなかったらしく、なんでもできる医師になりたいと、福岡の学校を受験しました。福岡には医学部として日本で初めて創設された学校があるそうで、彼はその歴史ある大学で学ぼうと受験したのです。見事に受験合格を果たして、医学部の道へ進んだ彼勤務先は九州の病院を渡り歩いています。いわゆる非常勤務という状況のようです。勤務地は熊本、福岡あたりが多いようです。専門は外科医です。医師もまたコネや実力の世界ですから、優秀なだけではいいポジションにはつけません。そんな彼は最近産業医に転身したそうです。産業医については「産業医の志望動機の書き方は?例文あり」というページに転職事例なども含めた解説があります。

私の中でその彼がいきなり医師になったメリットはいくつかあったとおもいます。1つは「やりがい、好きに生きる」ということ。好きな道で生きることを選んだ彼、人が好きで社交的、加えて向上心やきっこしんも強い人です。競争力を掻き立てる医師という難関は彼にはお給料以上のやりがいがあったようでした。まさしく、医師になってからのことを考えていたわけではなく、医師になるまでのサクセスストーリーが彼には重要でした。彼の性格は非常に社交的で、また憎まれっ子世にはばかる、そのものですから地元、実家を離れて勤務するにも向いていました。今は産業医ですが親族から医師が出たということで、評価は高いそうです。

でも一方でデメリットもあったようです。「借金がある、お金がかかる」ということ。医師の勤務先ではかなりの人付き合いが必要となるらしく、借金をしてまで付き合っていたそうです。実家にお金を借りるのではなく、実家を担保に他から借金をして付き合いの費用に充てるということなのです。母親曰く、借金の書類が自宅に郵送されてきて、見たときは目の前が真っ暗になったということです。借金は母親の貯金から捻出したり、親族の経営する会社の役員報酬から母親が支払われたそうです。医師になるまでは社会人で貯めたお金でしのいでも、勤務医としてのお給料はさほど良くないようです。それに、ある程度支給されてもそこからまた交際費が必要になるようでした。とにかく、お金がかかるということです。あと今は産業医でも先は不透明です。 医師になって開業するのか、大学病院などで出世していくのか、いろいろと画策しないと上には登れないようです。人のいい方のお坊ちゃん育ちですから人に利用されて、いいところまでのしあがれないだろうという心配を親族一同はしているのです。ともあれ産業医になれたこと自体はよかったとおもいます。

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このページは、とかちが2020年3月 2日 16:09に書いたブログ記事です。

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